目次
移動や選択を素早く行うショートカット
目的のシートやセルに素早く移動するショートカットの中から覚えておいた方が良いものを紹介します。余計な時間を削減しましょう。
空欄のセルまでジャンプ
Ctrl+矢印キー
数式や値が無いセル(空欄のセル)の手前までジャンプするショートカットキーです。
表のデータが連続していれば、表の一番下や一番右側に移動するといったことが可能です。
また何かの一覧表をチェックしているときにチェック欄を設けて気になる行だけに目印(値を入れる。1とか〇とか)を付けておけば、後でチェックした行だけにジャンプするというような使い方もできます。
複数セルの選択
Shift+矢印キー
複数セルを選択するショートカットキーです。Shiftキーを押しながら矢印キーを操作することで複数セルを選択することができます。
選択範囲がそれほどない場合はマウスでも構いませんが、選択するセルの数が多い場合は画面がスクロールして行き過ぎてしまうことがありますので、キーボードで操作の方がよいでしょう。
空欄のセルまで選択
Shift+Ctrl+矢印キー
上の空欄のセルまでジャンプする方法(Ctrl+矢印キー)とセルの選択(Shift+矢印キー)を組み合わせたショートカットキーです。データが連続しているセルを一気に選択することができます。
ページ移動で選択
Shift+PageUpまたはPageDown
上下方向(行方向)限定。Shift+↑↓ではセル1つずつしか移動しませんが、PageUp,PageDownは複数セル移動しますので、多くの行を移動しながら選択するときにはこの方法を使いましょう。
行の選択
前提日本語入力がオフになっていること
Shift+Space
行を選択します。この状態からShift+↑ ↓やShift+Ctrl+↑ ↓等のショートカットキーを使えば素早く、そして確実に行を選択することができます。
列の選択
Ctrl+Space
列を選択します。この状態からShift+← →やShift+Ctrl+← →等のショートカットキーを使えば素早く、そして確実に行を選択することができます。
行の挿入、列の挿入
前提行(または列)が選択状態になっていること
Ctrl++・・・・テンキーの+を使う場合
Shift+Ctrl+;(セミコロン)・・・セミコロンの上の+を使う場合
前述の行(または列)の選択と組み合わせて挿入を行います。複数行(または列)を選択していれば選択した数と同じ数の行(または列)が挿入されます。もし行(または列)が選択されていなければセルの挿入ダイアログが表示されます。
行の削除、列の削除
前提行(または列)が選択状態になっていること
Ctrl+–
前述の行(または列)の選択と組み合わせて削除を行います。複数行を選択していれば選択した行(または列)が削除されます。もし行(または列)が選択されていなければセルの削除ダイアログが表示されます。
A1(R1C1)に戻る
Ctrl+Home
どのセルの位置からでも一発でA1のセルに戻ります。
シートを切り替える
Ctrl+PageUpまたはPageDown
これはマウスより確実に素早く操作できるのでキーボードで操作することをお勧めします。めちゃくちゃ使います。
他にもいろいろありますが、今日はここまで。移動や選択を素早く行うことができるだけで仕事の効率はグンっと上がると思います。