名前ボックス欄の活用
Excelの左上にあるボックスを名前ボックス欄といいます。あまり知られていませんが、結構便利なので紹介します。
名前ボックスで移動
名前ボックスにセルのアドレスを入力すればそのセルにジャンプします。
以下に入力例を示します。
A1形式の場合、名前ボックス欄にB10と入力すればB10のセルに移動します。
R1C1形式の場合は r10c2と入力することでB10のセルに移動します。
R1C1形式はRow(行)の数とColumn(列)の数を入力する方式です。
目的のセルのアドレスがわかっている場合は直接入力した方が一発で確実に移動することができます。
名前ボックスでセルの選択
この名前ボックスにセルの範囲を示す文字列を入力すれば、セルが選択された状態になります。
例えばA1からH1000までのセルを選択する場合、A1:H1000(r1c1:r1000c8)を入力します。
範囲が複数ある場合はカンマで区切ります。
例えばB1からB6とD8からD10のセルを選択する場合、B1:B6,D8:D10と入力すれば複数のセルを選択した状態になります。
このように非常に大きな範囲や複雑な範囲を選択するときは、マウスやキーボードの矢印で操作するよりも名前ボックスを利用した方が早いです。簡単なので活用しましょう。